校長あいさつ

 

「県内の高等特支(特支高等部)の中で最も駅に近い学校で、
元々高校だった校舎で、学んでみませんか」

 

 群馬県立伊勢崎高等特別支援学校のWebページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 本校は、平成20年4月に群馬県立前橋高等養護学校(現在の群馬県立前橋高等特別支援学校)伊勢崎分校として開校し、平成28年4月に群馬県立伊勢崎高等特別支援学校として独立、今年度8年目を迎える高等部単独の知的障害特別支援学校であります。この間、旧境町の中心街や境町駅から至近という立地条件を生かし、地域に根付いた高等特別支援学校としての役割を果たして参りました。

 設置学科は普通科と産業科の2学科です。普通科では、個々の力に応じた日常生活における自立を目指し、生活単元学習や作業学習を中心に生活習慣や作業態度等を身に付ける学習に重点を置いています。一方、産業科では、生活自立・社会自立を目指し、作業学習、校内実習、現場実習を中心に、働く力の基礎となる知識・技能や態度を身に付ける学習に重点を置いています。 

 校訓「礼儀」「感謝」「挑戦」のもと、卒業後の生活を見据え、関係諸機関とも連携を深めながら、一人ひとりの可能性を最大限に伸ばし、未来に向かって心豊かにたくましく生きる生徒の育成に向けて教育活動を展開しています。

 

▲本校の校章

▲樹齢180年以上といわれる本校のシンボル「唐楓」

 

 さて、上の写真は本校の校章を生徒が陶器で作成したものと、本校のシンボルであり、群馬県指定天然記念物でもある唐楓(トウカエデ)ですが、校章は3枚の唐楓(トウカエデ)の葉と「iSESAKi」の文字でできています。3枚の葉は、それぞれ「学校」「家庭」「地域」を表しています。ローマ字「iSESAKi」の両側の「i」は人を表し「iSESAKi」を両側から支えている図案になっています。この図案には子どもたちが人々に支えられ、見守られながら健やかに育ってほしいという願いが込められています。「学校・家庭・地域が連携して人々が心を寄せ合い調和する共生社会」、この実現の一翼を担うべく、私たち職員一同は一丸となって取り組んで参りますので、今後とも皆さまの変わらぬ御理解と御支援のほどよろしくお願い申し上げます。

   

 

  

 

 

 

 

 

     令和 6年 4月 8日          

群馬県立伊勢崎高等特別支援学校

校 長  栗田 純子